今日はイギリスの花屋事情を少しだけお話します。
せっかくご縁があって手元に来てくれたお花はなるべく長く楽しみたいですよね。
理想的な方法は、毎日水を変えて切り戻していただくことです。
切り戻しの際は斜めにカットしてくださいね。
お花がダメになる理由の1つは、バクテリアにより水を吸いあげる導管が詰まってしまうことです。
斜めにカットしていれば、花瓶の底に沈殿しているバクテリアに全ての導管がやられてしまう速度が遅くなります。
とはいえ皆様お忙しいと思うので毎日水を変えられない日もあると思います。
そんなときは
ハイターをほんの少量お水に入れるだけでバクテリアが繁殖しにくくなり、お水を綺麗に保てるので長持ちしやすくなります。
なかには、哺乳瓶の消毒につかうミルトンを使用する方もいます。
日本の切り花延命剤にあたる商品もあり、ChrysalというメーカーがLiquid flower food という名前で出しています。
いずれもAmazon.ukで購入可能です。
ただイギリスは日本に比べると涼しくて乾燥しているので、実際の花屋では2,3日に一度水換えの作業をするだけで薬品は基本的には使用しません。
1週間飾りっぱなしの定期装花の際に、使用する花屋もいる程度です。
イギリスは気軽に切り花を楽しめる気候なので、皆様もどんどんお花をお家にお迎えしてあげてくださいね!
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